腰痛を和らげるツボは、手、足、背中にありますが、そのうち、自分一人でもできるツボのおさえ方を5種類紹介します。
まずは手のひらにある、中渚(ちゅうしょ)です。手の甲の、小指と薬指の関節の間の少し手首よりの部分に位置します。関節のくぼみの手首側の部分です。
次に手首にある、外関(がいかん)です。手首の外側の、関節の真ん中から指2本分くらいの距離ひじに近づいた位置にあります。
どちらも、反対側の手で強く押しこむようにして刺激します。
そして、ふくらはぎにあるのは、委中(いちゅう)と承山(しょうざん)です。委中は、膝関節の裏側、真ん中に位置します。承山は、膝裏側の、ふくらはぎのふくらみが足首にかけて細くなっていく間にあり、ふくらはぎの真ん中より少し下に位置します。こちらは両手で強く刺激します。
最後に足首のにある、三陰交(さんいんこう)と崑崙(こんろん)です。
三陰交は足の内側の、くるぶしの上側小指一本分くらいの高さで骨の少し後ろに位置します。親指の先を使って、鋭く強く押しこみます。崑崙は、足首の外側のくるぶしとアキレス腱の間にある、凹んだ部分の真ん中に位置します。こちらは強く長めに刺激します。
特に手のツボは、覚えておくと、いつどこでも刺激できるような位置にあるので、覚えておくことをおすすめします。
また、腰痛は冷え対策をすると軽減したりもしますが、こういったツボのある位置を冷やさないようにするのも効果的です。押さえるだけでなく、そういったツボのアプローチ方法も腰痛対策の参考にしてみてください。
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